地元も知らないジモティー 喜多見漫遊記
アメブロの方に、「世田谷区不要品持ち込みスポット」に行ってみたお話を書いたので、今回はそこに至るまでの道程なんぞを。
ここは最近、世田谷区とジモティーが共同で始めたという事でテレビでも紹介されたのです。
世田谷区不要品持ち込みスポットのご案内 世田谷区×ジモティー
場所が喜多見というから小田急線の喜多見駅で降りればいいかと思ったら全然。
喜多見駅からだとかなりの距離を歩くことが判明。
バスとかないんだよこの駅。
この「喜多見」は世田谷区の西の外れ、多摩川のほとりに位置していまして。
脚を伸ばして多摩川の河川敷までゆけば、交通課のお巡りさんたちが白バイに乗って遊んでいる姿を見ることができます。楽しそうですね。
この周辺はその昔、世田谷が田園地帯だった頃の風情を感じられる土地柄なのです。
住宅街の中に畑が点在していて、田舎によくある無人の販売所なども見かけます。
ほら、あの家なんかまだ茅葺きですよ。風情がありますね。
「ここは本当に現代の東京ですか?」と聞いてしまいそうです。
(ウソウソ。実は近くの次大夫堀公園民家園の建物でした。)
改めて場所を地図で確認したところ東名高速道路と多摩川が交わる手前あたりでした。
アクセスについては、そもそもジモティーのサイトの表記が不親切で~。
普通は最寄りの駅とかバス停とか書いてある物なんですけれど。
見当たりません。
どうも自動車を使うのが前提みたい。
仕方ないので自力で調べましたよ。
で、小田急線で一駅戻って成城学園駅からならバスが有ることが分かりました。
ここから二子玉川行のバスに乗るのですが、実はニコタマ行は2系統あります。
途中のルートが全然違うので必ず玉07系統に乗ること。
バスに乗ったまでは良いのですが、さてどこで降りたら良いか?
運転手に聞いて見ました。
東名高速道路に一番近いバス停を。
こうゆう時、普通はパッと「〇〇ですね」と答えが帰ってくるものなのですが、この運転手は外れでした。
「東名高速、東名高速ね。どこだったかな~?」みたいな感じ。
挙げ句に明らかに見当違いのバス停を答えたのでした。
だって、そのバス停に着いてみたら「東名高速」が見えないんですもの。
毎日、同じところを走っているくせに、なんでスッと答えられないかね~? この人?
仕方がないので、当てにならない運転手の助言は無視して、東名高速の高架が見えたところで降りることにしました。
結局「下宿」にて下車。
でも、ここからがまた遠かったのですよ。今回一番の苦労がこれ。
バスを降りたら、目の前の高速道路の高架をたどってゆけばいいはず。地図の上では。
なのですが、いま東名高速は大規模な補修工事をしているみたいで、高架の下は覆いに包まれていて少しばかり殺風景。
さらに高架脇の道路は狭い割に交通量が多く歩道もありません。
こんなところを延々と歩き続けなければならないという……苦行。
「来るんじゃなかったかな~。」と後悔の念が時折り頭をよぎるのです。
目的地の住所は「東京都世田谷区喜多見1丁目4−2」
このあたりはすでに喜多見の1丁目なのでもうほど近いはず。
と思って、その辺にいた人に声をかけて道を聞いてみたのですが……。
誰も知りません!
みなさん声をそろえて「聞いたことないな~」と仰います。
地元の人の知名度低すぎですよ。ジモティー&世田谷区。
どうなっているの?
これは長く続かないかも……。
さて、今回のおすすめ動画は三橋貴明先生の
『機関銃を装備した兵士にナイフ一本で立ち向かえるか? 』です。
機関銃を装備した兵士にナイフ一本で立ち向かえるか?[三橋TV第505回]三橋貴明・saya
是非、ご視聴くださいませ。