この非常時に棄民政策を唱えているのは誰?

うちは長年、朝日新聞を購読しているのだけれど。
社説に原真人の記事が載るとうんざりさせられます。


この人は消費税の増税を説いたり、緊縮財政を説いたりでバリバリの緊縮派。
「新自由主義」とか「構造改革」とか。
もう時流に逆行する古い考えに凝り固まったような印象の記事ばかり書いてくる方でしてね~。


日本を代表する大手新聞が、論説委員にこの手の方をいまだに起用しているは残念ですね。


もう別の新聞に変えようかしら。



というわけで今回は、その原真人をはじめいまだに緊縮財政を説いている人たちをまとめて、バッサリの痛快な動画を紹介しますね。
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【ダイジェスト】ショボイ給付金と看護師賃上げ。岸田政権が低レベルな政策しかできない理由(三橋貴明)


これは2回分の動画を編集したもののようで、前半が「国債は国の借金じゃないよーと言うお話。
後半が見どころで「矢野論文の尻馬に乗った財政破綻論者たちの支離滅裂な意見を一刀両断」するお話。


以下に大まかなダイジェストを載せておきます。


前半
01:10 負債と借金の違い。
01:55 国債は国庫債“券”紙幣は日本銀行“券”。ともに日銀のバランスシートの貸方に計上されているもの。借金ではないのです。
02:45 借金は返済が必要。「国の借金」という言葉を発明したのは財務官僚。
02:55 「国の借金」と言われると返す必要があるように感じる。でも「国庫債券だから」と言われたらどうですか?
03:20 岸田総理大臣の問題は国債を借金と認識していること。この考えはいずれ岸田内閣を追い詰める。
03:55 日本政府の債務残高の推移。
04:30 国債はクーポン付きの債券。もし借金なら「貸し手」がいるはずだか?
05:00 誰かにお金を貸して、それが3740万倍になることを認めます?
05:40 「貸し手のいない借金」なんてねーよ。
06:00 国債は国庫債券。「借金」じゃないことを岸田さんにナントカ理解して欲しいな。
06:15 「借金」は商品貨幣論の考え方。
07:25 銀行の正体。銀行は預金通帳の数字を増やしているだけ。どっかから資金を調達しているわけではない。
07:40 何と!イギリスは民間銀行が現金紙幣を発行している。
08:20 じつは日本の民間銀行も「銀行預金の数字」と言う貨幣を発行している。デジタルデータか紙かの違いだけ。
10:25 びっくり!! かつてバリバリの構造改革派だった大物が積極財政派に転向したぞ! オリックスの宮内義彦氏。
16:45 維新と共産は同じコインの表裏……。


後半
20:30 不思議なことに、誰も「ばら撒き」の定義をしない。「財政破綻」の定義もできていない。
24:10 矢野論文で調子に乗った「財政破綻論者」たち。
24: 55 その1。原真人 朝日新聞編集委員。「貨幣の本質について、判ってねーから凄げーな」
26:30 その2。加谷珪一。「現金紙幣は神が与えた財産???」
29:50 その3。土居丈郎 慶應義塾大学経済学部教授。「面白いほど判っていない貨幣のプール論者」
32:30 そもそも「自己責任論」が蔓延したのは「財政破綻論」のせい。
33:30 「自己責任」で済ませるなら政府いらねーじゃん。
34:00 「規制緩和」「構造改革」で競争激化。負け組を黙らせる口実が必要だった。
34:50 「自己責任論」は平時の甘え。非常時には通用しない。
35:15 それでも「棄民政策」を主張する困った人たち。
36:00 矢野論文は国民選別論。「困っている人」と「“本当に”困っている人」で線引き。「本当」の基準からもれた「困っている人」は救ってもらえない。ナチスかよ!



上記の、かつての構造改革派の大物・オリックスの宮内義彦氏の記事はこちらになりま~す。
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竹中入れて、ヴェオリア入れて、どうゆうことやねん!

 なんか今朝から急に寒くなってきましたね~。
昨日まで秋だったのに、はっきり今日からは冬って感じですね。


アメブロの方に新しい記事を投稿しました。
「竹中入れて、ヴェオリア入れて、どうゆうことやねん!」
と憤る藤井聡の動画を紹介しております。


よろしければお立ち寄りください。




今回のおすすめ動画
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【自民党 積極財政 緊縮財政】自民党内に、新たに「財政再建・緊縮財政派」と「積極財政派」それぞれの牙城となる本部が立ち上がりました。これから両者のせめぎあいが本格化していきます。

「身を切る改革」って何?「国民総貧困化政策」のこと?

最近、よく耳にする国会議員の文通費の問題ね。
「衆議院議員がたった一日の任期で100万円の文通費が満額支給されるのはおかしい」というやつ。



なんか世故いもめ方をしているな~。と思っているのは私だけでしょうか?


これを言い出したのは維新の会の新人議員だそうですけれど。
さすがは未だに「身を切る改革」を標榜している「維新の会」らしいご意見ですね~。
小泉純一郎の時代から全く進歩していない。


もらったお金を突っ返して、「自分はクリーンですよ~。」みたいなアピールですか~。
それに便乗して自公までもが全員で返納とか寄付とか。
本当に世知辛いと言うかせせこましいと言うか。


これだけでの事で「改革」したつもになられてもね~。


何か違わない!?


衆議院議員全員から100万づつ返納させたところで4億数千万くらいでしょ?
コロナ不況の経済対策で100兆円規模の財政出動が必要という時期に。


もっと肝心なことに、力を使ってもらいたいものです。


ここは、
「議員が100万もらえるなら、国民にも支給しろ!」と言うべきところでは?


「緊縮やめて積極財政に舵を切れ!」とか。
「消費税を廃止して景気を良くしろ!」とか。
「再分配」を標榜するならまず「所得税の累進性を強化せよ!」とか。
そういう方向にもっていかないと。



それにしても維新の会の吉村さん。
なんかずいぶん都合のいいことを言ってますよね~。



もらうときは黙ってもらっていたくせに……。
6年もたってから今更?


出世のコツは「機を見るに敏にして要領」とは言いますが……。
本当に"機敏"な方だわ~。



おすすめ動画
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【文通費 国会議員】衆議院議員がたった一日の任期で100万円の文通費が満額支給されるのはおかしい、という議論が出てきました。そもそも国会議員の議員活動に十分な報酬を与えないとどうなるのか。