いい加減、別の目標に向かわせてやれば良いのに~

日本高野連が先週、5月20日にようやく、今夏の甲子園大会の中止を発表しましたね。
もう、本当に遅い遅い。


全国高等学校体育連盟がインターハイ中止の決定を下したのがしたのが4月26日。
それに遅れること3週間以上。
非常に遅い決断でしたね~。



でもって、先週は「夢を絶たれた高校球児」が悲嘆に暮れる様子をよくテレビで見かけました。
高校総体が中止された時点で高校球児たちもある程度予想していたハズなのですがね~。


野球以外のほかの高校スポーツの選手たちはとっくに、それぞれ次の目標に向かっているンじゃない?



まあこれは日本高野連が中止の決定を下すまでに時間をかけすぎたせいですが。
主催者側はギリギリまで開催の方向を模索していたという話ですが、もうそのあたりから間違えているとしか思えません。
新型コロナの感染拡大防止のために世界中のありとあらゆるものが自粛していたわけで。
仕事は在宅、学校は休校、普段の生活も外出自粛。


スポーツの試合、音楽コンサートはおろか各地のお祭りやイベントすらも中止。
なぜ高校野球だけ開催できると考えていたのか? ちょっと理解できませんね~。
主催者たちの頭の中はどうなっているのでしょうね?





大阪の吉村知事などは、甲子園中止に「考え直してもらいたい」とか言ってるそうじゃないですか。
緊急事態が解除されたとたんにこの発言は正直どうなのか?


明らかに第2波、第3波への警戒心が薄れているようです。



それと甲子園の代わりに各都道府県で独自の大会を開催しようという動きもあるそうですが、どんなものかと思います。
緊急事態解除宣言が出されたからと言って、コロナの脅威がなくったわけではありませんしね~。
今後も感染拡大を予防するための「新しい生活様式」の実践が求められるわけですから。


そんな状況で主催者の自己満足みたいな大会を企画しても、社会の合意を得らるとも思えませんし。
何より開催できるかどうかわからない大会のためにいつまでも、3年生の部員を野球漬けにして置くのは如何なものか?


ダメならダメで早めに3年生を引退させてあげたらどうなのか。
さっさと別の目標に向かわせてやったほうが本人たちにとっても有意義でしょうに。